協会の起源は、エルヴェ・デュポンとグザヴィエ・バルベの出会い、そして二人の友情の物語に遡ります。二人は、それぞれブドウ栽培に長い間携わってきました。デュポン家は1580年以来、バルベ家は1711年以来、両家ともにボジョレーに居を構えています。

エルヴェとグザヴィエが、色々なサービスやツールを共有することで豊富なワインのラインナップと効果的なサービスの提供ができるよう協会を発足したのは、2007年のことです。8年後に、同じ想い、同じ哲学、同じ信念を持ったグレゴリー・バルベがプロジェクトに加わります。

自然と人の融合がテロワール・エ・タランのDNAを形成し、年月とともに他のドメーヌとの結集へと発展しました。狙いは、「誰の眼にも明らかなシナジー効果」の強化です。

テロワール・エ・タランは、ボジョレーとマコネに位置する幾つかの家族経営のドメーヌからなる事業者団体です。テロワール・エ・タランは、最短の流通経路を優先し、ワインショップやレストラン、海外小売店の利を考慮しています。各ドメーヌはそれぞれのラベルを維持したまま、テロワールごとのアイデンティティを表現するワインを市場へ送り出しています。

沿革

2003年 • シャトー・ド・ラ・テリエールを取得。
2007年 • シャトー・ド・ラ・テリエールとドメーヌ・デュポンが団結。テロワール・エ・タランとその物流プラットフォームの設立。
2008年 • ドメーヌ・ロミとドメーヌ・デ・トロワ・ティヨールがテロワール・エ・タランに加わる。
2010年 • ドメーヌ・オーヴィグとの関係の始まり。
2015年 • ドメーヌ・ド・ラ・ピロレットが加入。グレゴリー・バルベがテロワール・エ・タランの会長に就任。

全てのドメーヌは、ブドウの樹と土壌づくりへのたゆまぬ努力、環境に配慮したブドウ畑の管理、クリマの価値を高めるといった基本的な考えを共有しています。ワインは、アッサンブラージュの前に区画毎に醸造されます。ブドウは手作業で収穫され、ブドウを尊重してワインを造っています。これらの取り組みは、ミレジムに応じてその年ごとに調節しながら行われます。

各ドメーヌは、正確さ、濃厚さ、エレガンス、長期熟成といった強い個性を主張する独自のアイデンティティを保っています。

協働するとは、志を共にし、高品質のワインを保証するために力を合わせて助け合いながら、同じ目的に向かって共に働くことでもあります。

スタッフ

アルノー・ゲルピヨンは、高級ホテル業界で最初の一歩を踏み出し、その後4年間、東南アジアでワイン販売業に携わりました。ワインに情熱を注ぐアルノーは、カナダ、アメリカ、ヨーロッパでテロワール・エ・タランのドメーヌを広めるために出
フランシス・ペノー:フランシスはパリでシャトー・ド・ラ・テリエールの宣伝活動を担っており、自分の庭のように知り尽くしている華の都でワイン販売に従事しています。音楽家でもあるフランシスは、ボジョレーの「クリュ」を響かせています。
女性スタッフ陣のアメリ、コリンヌ、クリステル、キャトリーヌ、ロレンスは、ワインの保管所の管理とロジスティクスを担当し、高品質なサービスの提供に努めています。